スポーツは、相手の人に、ありがとう|第17回全国オープン身体障がい者愛知ふれあい卓球大会
2018年8月4日~5日、名古屋市名東スポーツセンターで「第17回愛知ふれあい卓球大会」が開催されました。28都道府県から376人の選手が参加、90人のボランティアによって支えられ、充実した2日間となりました。
健常者と障がい者が少しのルールの違いを認め、ほぼ対等に試合をするこの大会を参加者は楽しみにし、日常の練習に励んでいます。そこにはスポーツを共有することで、お互いを認め生きる力を確認している姿があります。
実行委員長の渡邉紳一郎さんは次のように述べています。「この大会は『障がい者卓球を一般選手の 方にもご理解をいただくと共に、相互の交流を深めること』を目的として2002年11月から開催して きました。今回ロンドン・リオ、パラリンピック選手4名の方に参加して頂き感謝しています。」
また、運営委員長の鈴木義弘さんは「生産性がないと切り捨てる貧困な精神しかもてない政治家に怒りを感じるとともに、誰もが人として大切にされ、障がい者、LGBTなど多様な生き方を認め 合う寛容な社会の実現を求めます。」と。
今年は多くの人にインタビューすることができ、スポーツを通して繋がりを大切にし、自己を高 めようとする姿に感動しました。自分の中にあった「心の垣根」が取り払われていくのを感じました。
卓球を続けることは生きる力になる。「スポーツは、相手の人に、ありがとう」