新スポ連NEWS

超急速拡大のオミクロン株感染防止への対応について

新日本スポーツ連盟
大会・行事主催者の皆さまへ

2022年1月13 日　新日本スポーツ連盟感染症対策本部

昨年末から感染拡大が予想されていた、オミクロン変異株による感染が第５波を上回る勢いです。沖縄、山口、広島の各県での感染拡大は、米軍関係者が発生源と言われています。政府は１月９日、感染拡大に伴い沖縄、山口、広島の３県に、３１日までの「まん延防止等重点措置法」の適用を決定しました。国内の感染者は、計１３２４４人の新規感染が確認（１２日）されています。

ニュースなどで聞かれるオミクロン株は感染力が強く、これまで「マスクなしでの１５分以上の会話」で濃厚接触者となっていましたが、オミクロン株は「これまでの１/３の数分」で濃厚接触者となります。

こうした感染力の強さとともに、感染してもわかりづらく、その間に感染を広げてしまう事や、ブレークスルー感染の多さも特徴としてあげられています。また、飛沫感染が６割を占めていますので、部屋でもマスク着用を徹底いただき、手洗い、アルコール消毒などはこれまで同様にしっかり行うことの重要性はこれまで同様と言われています。

新日本スポーツ連盟内ではこれまで、クラスターを発生させずに来ましたが、こうした感染力の強さを認識し、次のことに注意し、取り組みを行っていただくよう要請いたします。

＜要請内容＞
１、行事・大会参加者の健康観察シートを提出いただき、チェックを怠らないようにしましょう。その日に体温が下がったとしても、数日前に微熱や倦怠感があった方は参加をしないよう、呼びかけをしてください。
（これまでの感染者には、当日熱が下がったので参加した方が、後日感染の事例もありました。）
要綱には、こうしたコロナ対応を記載し、後日、感染が判明した方には、主催者への連絡をいただくことも記載ください。

２、開催中は、必ず互いの距離をとり、“不織布マスク着用の義務”をお願いし、ウレタンマスクの方には主催者が渡していただけるよう、用意ください。飛沫感染が６割になっていることから、部屋でもマスク着用をし、手洗い、アルコール消毒はこれまで同様にしっかり行うようにしましょう。

３、これまで感染者が少なかったこともありますので、改めて役員での取り組み方の意思統一をしていただくようお願いいたします。

４、まん延防止等重点措置法適応県との県をまたぐ取り組みは延期を検討いただくよう要請します。

スポーツ連盟内全ての組織が、今年こそは、通常の取り組みを望んでいたと思いますが、オミクロン株の特徴をご理解いただき、ご検討いただきますようお願いいたします。