タスキ使わずに第10回ゆりかもめリレーマラソン|東京都連盟

2020年11月8日に「第10回ゆりかもめリレーマラソン」が東京臨海広域防災公園で開催されました。今春から続く新型コロナウイルス感染拡大の終息の出口が見えない中、参加チームを募集しましたが、105チームのエントリーがありました。

例年は42.195kmの距離を10人までのチームでタスキをつなぎますが、今年は、ハーフの距離、6人までのチームと規模を縮小。秋晴れの気持ち良い気候のなかで開催されました。

コロナ対策として規模の縮小の他に、受付時の検温や手指の消毒、事前に送った健康チェックシートの回収や、スタート時の整理、会場内での注意喚起アナウンス、リレー時にはタスキを使わず、リレーゾーンに入ったら目視で引継ぎをお願いするなど、参加者、スタッフの安全確保の実践も重要となる大会でした。

11時過ぎにスタートの号砲が響き、小学生から70代までのランナーがチーム心をひとつにしてハーフマラソンの距離完走を目指しました。

「コロナ禍でことごとくマラソン大会が中止になってしまい久しぶりの大会参加。やっぱり大会は楽しい」「制限がある中でもこのような大会を開いていただいて有難い」等々、久しぶりに大会に参加出来たことへの喜びの声を多く聞くことができました。

総合記録1位は「ダイエットの会(一般の部)」チームで1時間04分14秒の記録でした。「大学のOBと現役引退した仲間で集まったチームです。この時勢のなか、こうした大会を開催してくれたことに感謝します。ワイワイと楽しめて、とても有意義な時間を過ごせました」と喜びのコメントをいただきました。

中学生の部で1位となった「プリキュア5」チームは1時間06分52秒の記録で、総合で3番目に入り、大人チーム顔負けの走りで好記録をマークしました。

ゴールした順位によってもらえる飛び賞も好評です。例年は野菜1箱や海産物を賞品としていましたが、「簡単に渡せるもの」、「ナマモノではないもの」にしようとの意見から、ビールや飲料の6缶パックや入浴剤、お菓子詰め合わせ等いつもと違った賞品に変更しました。

「飛び賞に入りました!!」とゴールした選手に伝えると、「まさか賞品が貰えるとは思わなかった!!」等々チームからは喜びの歓声が上がりました。スタートから約2時間20分、最後のチームがゴールして、事故等も無く無事に10回目のゆりかもめリレーマラソンが終了しました。

▼新日本スポーツ連盟東京都連盟
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