人数制限しながら卓球大会を開催|2020年度東京卓球リーグ前期

2020年7月26日~8月10日のあいだに、10日間かけて「2020年度東京卓球リーグ前期」を開催しました。従来は、2ダブルス3シングルスの団体戦ですが、日本卓球協会のガイドライン(当面の間、競技種目はシングルスのみとすることを推奨する)に則り、5シングルスの団体戦に変更。午前の部、午後の部に分け、館内には100人程度の選手が集まるよう組み合わせを調整して実施しました。

東京オリパラが延期となったことで、都立施設を多く確保できたこともあり、このスケジュールでの開催が実現しました。

会場入口での健康チェックシートの提出、体温測定、卓球台の間隔は4m、試合をする選手以外のマスク着用、アルコール消毒液の設置、換気のためのドア開放などの感染予防対策を行い、無事に終了しました。

参加者の方から「感染症対策を丁寧にやってくれてたから安心して試合ができました。ご苦労様でした」。これはスタッフ一同には何よりうれしい声でした。このほかにも、今まで顔を合わせても1回も挨拶してくれなかった若い人たちが「ありがとうございました」とほほ笑んで帰って行かれたこともうれしいことでした。

「私たちの方の自治体(複数)は2020年度分全部中止になったので、みんな試合に飢えています。やってくれてよかったです」などなど。毎日、キャンセルの電話を受けてめげていた心に響く暖かい言葉でした。