第34回定期全国総会をオンラインで開催|スポーツの楽しみをすべての人に広げよう

2020年8月23日、第34回定期全国総会がオンライン会議で開催され、20都道府県と12種目組織から32人の代議員、賛助団体から1人、役員35人、傍聴者11人など合わせて約80人が参加しました。

今回、初めてのZoom開催となり、議案の報告・提案は事前に動画配信を行い、14~17時の短い時間で議事運営することとなりました。

開会のあいさつで和食昭夫会長は、新型コロナでスポーツがやれないなかで、多くの愛好者がスポーツの楽しさを再発見していることに触れて、「コロナ感染防止対策を取りながら、国や自治体のサポートも求め、安全で安心なスポーツができる新たなスポーツ環境を創り出そう」と呼びかけました。

 第34回定期全国総会 開会あいさつより

続いて、石川正三理事長の議案提案では、新型コロナ対策として国の2次補正予算に「スポーツ活動継続への補助金」が盛り込まれたことを紹介して「コロナ禍は人々が社会の基盤としての公共を考えるきっかけになった。スポーツも生活を支えるうえでの必要性が明らかになった。困難なこういう時こそスポーツ連盟の組織の維持が重要だ」と連盟の組織拡大を強調し、連盟の前進を呼びかけました。

全体討論では19名が発言し、「コロナ下でのスポーツ活動をどう工夫して行うか」「全国連盟は地域連盟の声をくみ取って課題に対処すべき」「スポーツ連盟の基礎的なことを学べる場がほしい」などの意見が語られました。

「スポーツの楽しみをすべての人に広げよう」と呼びかけた議案は、賛成多数で可決され、新役員に石川正三会長(新)、長井健治理事長(新)、小林章子理事長代理(新)、青沼裕之理事長代理(新)、佐藤信樹事務局長(再)ら34名が選出されました。

第34回定期全国総会の日程

期日:2020年8月23日(日)14:00~17:00
会場:東京・千葉・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・福岡の事務所、参加者の自宅などを「Zoom」で接続して会議を行う。参加対象:各都道府県連盟・全国種目組織から代議員1名、理事役員、傍聴者。

全国総会へのメッセージ

原水爆禁止日本協議会、日本青年団協議会など12団体、大野晃氏(スポーツジャーナリスト)、畑野君枝氏(衆議院議員)など個人10名からメッセージをいただきました。ありがとうございます。

 第34回定期全国総会へのメッセージ集
全国保険医団体連合会からの祝電
第34回定期全国総会 発言文書集