カメラ散歩「冬の鎌倉を歩く」|神奈川ウォーキング

ウォーキング中に写真を撮っていて、置いてきぼりになってしまった経験はないでしょうか。

歩く途中で良い場所を見つけたら、どこからどう撮ろうかと考えつつ、ゆっくり写真を撮りたい。そんな人のために、要所要所で撮影のために時間をとりながら、ウォーキングをするというのが「カメラ散歩」です。

2012年1月17日に行われたカメラ散歩には、写真家による講評も用意されています。ロビーの机に各自が持ちよった写真を並べると、講師の吉峯みどりさん(日本リアリズム写真集団・湘南支部)が、「大事なことは自分の心が動いた時にシャッターを切ること、感性を大切にすることですね」と心構えを一言。

地元横浜の港、香港やマッターホルンなど旅行先で撮った写真、動物の写真などを見ながら、印象の薄いものには「もっと焼きこんで、質感を出すと良いのでは」などと丁寧にアドバイスしました。

鎌倉でもっとも古い杉本寺では、磨り減って今は使われていない石段が、その古さを象徴しているようでした。

報国寺は竹の葉の隙間からもれてくる日の光が美しい、竹林のなかの静かな庵で砂糖菓子と抹茶もいただく。あまり知られていない巡礼古道を通ってから、朝比奈の切り通しへ。千年近く経っているのに、当時のノミの跡が生々しく残っていました。