BREZZA(静岡)JAIL(埼玉)が初優勝|第30回全国祭典バレー

67911454399_n.jpg2014年11月22~23日愛知県名古屋市・瀬戸市にて、「東北復興支援・第30回全国スポーツ祭典・バレーボール大会」が開催されました。男子は16都府県36チーム、女子は9都府県20チームが参加し、熱い戦いを繰り広げました。

第30回全国スポーツ祭典6人戦男女バレーボール大会の記録

875950220_n.jpg女子決勝に進んだのは「JAIL(埼玉県)」と「WINS(大阪府)」。「JAIL」は個々の能力が高い完成されたチーム。特に石川選手の積極的なスパイクと柴崎選手のクイック攻撃は決定力抜群です。対する「WINS」は大山選手と野茂選手のニッコリ笑顔がチームをどんどん盛り上げる元気いっぱいのチーム。準決勝ではエースアタッカーで左利きの渡辺選手のサーブで連続得点し、昨年優勝の「白金」を接戦の末、撃破しました。

9814210507_n.jpgさて女子決勝戦は序盤リードを許した「JAIL」が徐々に実力を発揮。高草木選手のクロススパイクが効果的に決まり、相手のエース・渡辺選手(「WINS」)を石川選手が密着マーク。スパイクをシャットアウトし、ブロックを連発!実力差を見せつけ、優勝を飾りました。優勝は「JAIL」、準優勝は「WINS」、3位は「白金(埼玉県)」と「健友会(千葉県)」。

「優勝できてうれしいです。より全国の強いチームが集まれば、もっと盛り上がると思います」と「JAIL」の主将・菅原選手。優勝の立役者となった高草木選手は「序盤は良かったのですが、2セット目にミスをしてしまいました。味方に助けられました。」と喜びを表現してくれました。

1802959_n.jpg男子決勝に進んだのは「BREZZA(静岡県)」と「JAIL(埼玉県)」。「BREZZA」は佐野選手を筆頭に強烈なジャンピングサーブを打つ実力者がぞろり。サーブで相手の守備を崩し、攻撃はセッター・萩原選手の自在なトスワークが冴えわたります。一方、「JAIL」は女子同様、埼玉では圧倒的強さを誇る完成されたチーム。


10895007685232_n.jpg男子決勝戦は「BREZZA」が試合の主導権を握ります。ムードメーカー・土屋選手の「パーパーパパ」の大声はチームに火をつけ、破壊力抜群のジャンピングサーブの嵐が降り注ぎました。対する「JAIL」は堀田選手のドンピシャブロックに、塩澤選手の速攻、斉藤選手の切れ味鋭いスパイクで応戦します。しかし「BREZZA」の勢いを止められず。優勝は「BREZZA」、準優勝は「JAIL」、3位は「TOPSIX(愛知県)」と「BBJ.MARKET(神奈川県)。

「めっちゃうれしいです。ジャンプサーブを打てる選手が4人いて、それが流れを作ってくれました。年々この大会をもっと良くしようとするスタッフさんのがんばりを見て、またぜひ参加したいと思いました」と「BREZZA」の主将・海野(うんの)選手は笑顔でした。

「選手たちが自分で正直に手を上げ、フェアプレイ精神でやってくれてスポーツ連盟らしい大会となりました。徐々にプレイレベルも上がってきているので、あとは私たち運営側が試合をスムーズに進行できるようにレベルアップしたい」と新日本スポーツ連盟・全国バレーボール協議会会長の渡邉紀雄さんは今大会を振り返りました。また、「こんなにレベルの高いバレーボールを見せてくれるなんて思わなかった」と審判の方も驚いていました。

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