アンプティサッカーチームも参加|大阪フット・ア・セット大会

2014年1月13日、大阪・鶴見緑地球技場で「第18回大阪フット・ア・セット大会・第8回女子フット・ア・セット大会」が開催されました。フット・ア・セットとは、セルフジャッジ(審判なし)で試合を進行する7人制サッカーのこと(11人制サッカーの半分のコートで行う、メンバー交代は自由、タックルやスライディングは禁止、オフサイドなし)。一般の部に9チーム、OVER40(40歳以上)の部に6チーム、女子の部に6チームが集まり、寒空のなか熱いゲームが展開されました。

今回、足に障害を持つ選手が松葉杖を使ってプレイする「アンプティサッカー」のチーム・関西Sete Estrelas(セッチ エストレーラス)がエントリー。監督の増田さんは、「知り合いに誘われ、アンプティサッカーをもっと宣伝したいという思いもあって参加しました。大会で健常者と一緒に試合をするのは初の試みで、正直しんどかったですが、なんとか勝つこともできて良かったです。実戦経験をすることが課題だったのですが、この大会で選手の意識が高まりました。アンプティ―サッカーが日本で始まったのは3年前から。普段は月に2回ほど、三重や大阪、奈良など場所を転々としながら練習しています。対戦相手を募集中。詳しくは、Sete Estrelasのホームページを見てください」と語りました。

混戦となった女子の部は、豊津FCが優勝。MVPに選ばれた和田温菜選手は「兄の影響で、幼稚園の年長組からサッカーをしています。今日は、練習した成果が出せました」とコメントしました。

OVER40の部で優勝したのはAxelle。一般の部はHISTORIA-Bが、ラストの試合で同士討ちを制して優勝を果たしました。参加者からは、「Jリーグが始まる前からのチームで、ギャンブラーのようにイチかバチか攻めるのが特徴です。もうサッカーしていないメンバーも集めて、同窓会のような感じで参加しました。いつも通り(?)なかなか動けません。(Gambler)」「10年以上、一緒にサッカーしている仲間です。今回は、運動量不足ですね。もっと練習を増やしていきたいです。(スタジオヒロシ)」という感想がありました。

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