FSGT(フランス勤労者スポーツ・体操連盟)スキー代表団が金沢で交流

フランスのFSGT代表団(ベルナール・デルガド、アルノ・ベルティエ、グザビエ・ギシュナル氏の男性3名)が3月5~6日、金沢市を訪れました。

5日の夕方に金沢入りし、21世紀美術館を見学。神社では「宝くじが当たるように」と願掛け。「歓迎夕食交流会」では、石川県連盟・スキー協から5人が出席。通訳に金沢美術工芸大学院生の協力を得て会話が弾みました。冒頭、森尾嘉昭さん(石川県連盟副理事長)が「ボンソワール…」とフランス語で歓迎し日本酒で乾杯。下戸のデルガドさんは、お酌されるたびにグイッと飲み干して「カンペキ!」と。林劭さん(石川スキー協会長)が金箔の小物入れを贈り、記念品を交換しました。

2日目は、山野之義金沢市長を表敬訪問。市長は「スキー協50年記念大会男子2部(大回転・回転)で優勝したギシュナルさんおめでとう」と讃えて歓迎のあいさつ。ベルティエ団長は「料理や歴史・文化を楽しみます」と応えて懇談。同席した石川正三全国理事長が、FSGTとの国際交流を紹介しました。市庁舎前広場の電光掲示板には、歓迎の意を表す日仏の文字が大きく映し出されていました。

その後、前田土佐守家資料館と長町武家屋敷跡を巡り、発掘・復元された玉泉院丸庭園を眺めて”お茶の世界”を体験。最後に金沢城公園から兼六園を散策し、卒業旅行(?)のレンタル和服姿の女性グループと記念写真。2人の息子に「おもちゃの刀」を買ったベルティエさんは「カンペキ!」を連発。一行は、お土産を手に金沢を離れました。事前打ち合わせを重ね、しっかりと対応してもらった金沢市担当課に感謝したいと思います。