千葉で6種目8個の大会新記録|第31回全国祭典陸上2016

2016年11月6日(日)水泳、ソフトボールに次いで全国スポーツ祭典では3種目となる「陸上競技」が、千葉県のスポーツの聖地とされる千葉県総合スポーツセンター陸上競技場で行われました。

当日は朝からよく晴れたさわやかな秋晴れの下、全国各地から集まった570名余の選手達がトラックやフィールドで躍動。各種目に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。事前情報では、100mに10秒台の記録を持つ選手、やり投げで65m台の実績を持つ選手の参加もありハイレベルな大会となることが期待されていました。

DSC_1127.jpg結果、大会新記録が合計6種目8個も飛び出しました。中でも一般男子走り幅跳びで従来記録を4センチ上回る7m21の大会新記録をたたき出した田口宣幸選手(千葉:土気TFC)は、追い風参考記録ながら7m32の大ジャンプも披露。インタビューでは「リラックスして飛べた。7m30台のジャンプが出来たときは驚いた」と答えていましたが、この記録が発表された時には場内と一体となって喜びを爆発させていたのが印象的でした。

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本大会の特徴は何といっても、陸連公認大会でありながら陸連登録者に交じって未登録の選手も参加できることです。まさしく新日本スポーツ連盟が掲げる「いつでも、どこでも、だれでもスポーツを!」を具現しているスポーツ大会です。参加者中38名の未登録者の選手には名前入りの記録証も用意されており大変びっくりされるとともに嬉しい声があちこちで聞かれました。

また、中学生の参加も多く、神奈川から参加した中学校は大型バスを貸し切って48名の大所帯での参加となりました。

本大会は全国大会ということから遠来からの参加選手については、種目の都度、選手の名前と地域をコールしたりする等アナウンスにも工夫を凝らし和気あいあいとした中、16時ちょうど最終種目マイルリレーで最高潮に達し、2年後の再会を約して無事終了しました。