沿道から共感のエール~京都反核平和マラソン

DSCN0244.JPG 戦後70年、被爆70年目を迎える「京都反核・反原発・平和マラソン」。第34回目となる今年は、未明の凄まじい雷雨の洗礼を受けての幕開け。このところやや低調気味の平和マラソンが3年振りに30名を越えるランナーの参加で勇気づけられた前々回以来の流れが、出鼻をくじくのような雷雨にちょっぴり不安?
 例年通り事前申し込みの少ないのは相変わらずですが、スタート地の大山崎町役場前には早々とランナーの皆さんの顔が見え、元気付けられます。京都市職員労働組合の全面的な支援を受けての平和マラソンですが、今年もスタッフ10名、ランナー16名が市職労の宣伝カーと前後してスタートしました。
DSCN0242.JPG 京都原水協からの激励メッセージを受け、この反核マラソンの持つ意義と役割をあらためて確認しつつ走ります。途中、沿道からは中高生や子供たち、若い女性や年輩の方たちの励ましや共感のエールをいただき、ランナーからも「ともに走ろう」とよびかけるなど、大いに盛り上がりました。
DSCN0268.JPG 核兵器廃絶に、反原発も求めての平和マラソンでしたが、今年は「戦争法案」が国民的な不安と関心を呼び起こすという1年前にはなかった政治状況の変化に「戦争法NO」の手製のゼッケンを着けたランナーもあり、アピールの幅も広く、高かったのでは、と思いました。ただ、今年は原水爆禁止国民平和行進の日と重なったため、主催者の新スポ連京都としてもおおいに頑張ったのですが、参加者数では伸び悩み、延べ27名、閉会時15名、完走8名でした。
 京都ランナーズからはランナー、スタッフ合わせて12名の参加がありました。たくさんの「おにぎり」の差し入れを頂きました。ランナー、スタッフとも元気に最後まで走ることができました。