韋駄天アスリーツ風神、念願の初優勝!~千葉リレーマラソン

DSC321F0950.jpg 2015年5月24日、今年で13回目を迎える「青葉の森リレーマラソン」は241組(内1組当日棄権)およそ2200名のランナーを迎えての新日本スポーツ連盟千葉県連盟にとっても、ビッグな大会となりました。朝目が覚めるとドンヨリと曇った空、時折吹く風も心なしか強く感じます。これじゃ天気予報どおり雨の中での大会となるかも・・・。
 会場につき準備を始めていると、続々とランナーがあちこちから湧いてくる。受付が始まる8時半頃になると日差しも差してくる陽気へと一変。ひょっとしたらピーカンの好天気になるかな?との期待がわいてきました。ここのところ好天に恵まれているが、これはきっと主催者の中に晴れ男がいるせいかも・・・いやいや晴れ女のランナーが多いせいかも。と自問自答。
 そうこうするうちに受付にはたくさんの人だかり。チームのテントがそこここに立ち並び、受付を済ませると早速ウォーミングアップに出かけるランナーあり、今日の作戦を練るチームあり、さながらカオスを思わせる雰囲気に! アナウンサーがレース前に早速いくつかのチームにインタビューを開始!どのチームも底抜けに明るく「レースを楽しむぞ~♪」との声が返り、本大会がすっかりランナーの間に定着してきている感じを受けました。
 午前9時半に開会式。大会会長の園川さん(千葉県連盟理事長)から歓迎の挨拶、審判長の馬場さんから競技上の諸注意、そして最後は昨年ファミリー部門で1位に輝いた「ちーむ☆まっきー」の可愛い男の子と女の子による力強い選手宣誓!(このチーム今年はファミリー部門で第3位のご褒美がありました!将来が楽しみですね~♪)
DSC321321F0955.jpg 午前10時号砲一発!240チームが一斉に42.195㎞先のフィニッシュを目指してスタート。道幅一杯に広がったシーンは何回も見ても感激! 1周約2㎞を制限時間4時間内で走る本大会。どのチームも遠慮してか申告タイムは控えめ。でも走る姿は真剣そのもの!中にはコスプレあり、シリアスあり、小学生中心のファミリーあり、ランナーの自己主張がこれでもか、これでもかと続くシーンにこれまた感激! ランナーの合間を縫ってインタビューのマイクを向けると、どの顔もはちきれんばかりの笑顔が返ってきます。
 中には「うちのチームのインタビューもしてよ!」と催促を受けインタビューアーにとっては嬉しい悲鳴。あちこちのチームにレースの感想を聞くと異口同音に「きつい!でも楽しい~♪」もっとびっくりしたのは「リピーター」のチームが多いこと。そしてもう一つ「なんとランナーの中に80歳を超える熟練ランナーの姿」が確認できたことでした。これはランニングが国民的スポーツになり根強い人気があることを実感させる一コマでした。
D321321456F0971.jpg そうこうするうちにスタートして2時間あまりが経ち、そろそろトップチームが帰ってくる時間となり、フィニッシュで今か今かと到着を待っていると、途中経過で「2番のチームがトップだ」という情報が飛び込んできました。何と昨年の覇者「JR EASTランナーズA」を押さえ「千葉韋駄天アスリーツ風神」チームがトップでフィニシュゲートに飛び込んできました。タイムは2時間7分54秒、残念ながら昨年の優勝記録及ばなかったものの堂々の優勝!
 優勝インタビューでは監督がハイテンションの口調で「やった~初優勝だ~♪」と嬉しさを爆発。かたやアンカーのランナーは冷静な口調で「1位になれたのはみんなのおかげです。」とのクールな対応が印象的でした。
DSC321321F0974.jpg 一方惜しくも優勝を逃したJR EASTランナーズAにマイクを向けると「1位になれなかったのは正直悔しいが、我々の上を行くチームがいることでまた闘志がわいてくる。このような場所を提供して頂いた主催者の方々に感謝したい」と。なかなか言えるセリフじゃありません。来年も待っていますよ~♪ ちなみに2位のタイムは2時間8分39秒。これもなかなかのタイムでした。来年の雪辱を期待したいものです。
 大会制限時間である午後2時を迎えてコースには待機チームゼロ!今年も昨年に引き続き4時間の制限時間を超えてフィニッシュするチームはゼロ! やはり多くのランナーの力を合わせると42.195㎞の長い、長い距離も苦にはならないものです。走り終えたチームは会場のあちこちでおいしいビールに舌鼓を打ちながら今日のレースを肴に大いに盛り上がっていました。
総合2位 以下6位までのチームは次のとおりでした。
  3位 ニッポンランナーズR          記録2.14.27
  4位 轟アスレチックス・コミットα      記録2.15.37
  5位 千葉韋駄天アスリーツ雷神        記録2.17.03
  6位 斉藤梨園                記録2.19.58
各部門の1位入賞チームは次のとおりでした。
  クラブ部門    船ミク           記録2.20.37
  職場部門     下志津AAS        記録2.27.03
  男女混合部門   ガチオールスターズ     記録2.23.44
  女性部門     チームなすび        記録2.56.30
  熟年部門     少年隊(佐倉ユーカリ走友会)記録2.55.04
  ファミリー部門  青葉の森爆走エシャレッツ  記録2.46.04
  小学生部門    土気アスリートクラブ    記録2.50.38
  中学生部門    ピカピカ中学1年生     記録3.30.1
   
 そしてピタリ賞に第1位は WASEDA Law A  記録3.29.58 申告3.30.00