陽光と緑あふれる街に弾薬庫はいらない!|愛知・高蔵寺弾薬庫1周平和マラソン

2019年12月8日、愛知県春日井市で「第36回高蔵寺弾薬庫1周平和マラソン」が開催されました。これは、高蔵寺弾薬庫撤去を求めて太平洋戦争の開戦となった12月8日の一番近い日曜日に行われているもので、今回は、まさに8日の開戦日に実施することになりました。

主催は、愛知県平和委員会、愛知県スポーツ連盟、尾張中部地域労働組合総連合など11団体でつくる実行委員会です。314人が出場し、初めて参加したランナーが多く見られました。
 
マイクロバスを仕立てた高校のバスケットボール部の選手が先生の引率の元、元気に完走。また、今年は16.5kmの長い距離と、3kmの短いコースを選んで今回の走り初めとした方が20名近く参加しました。
 
走り終えて、「起伏が激しくしんどい思いをしたが、走り終えた満足感は他の大会には見られない格別のものだ」との声が寄せられました。高齢者賞(10名)も復活しました。春日井市長からの「激励メッセージ」もあり、高蔵寺弾薬庫の撤去に向けての事前学習会も実施されました。「スポーツは平和であってこそ楽しむことができるんだ!」と実感した参加者が多数いました。