2000名を超えるランナーの祭典|千葉・青葉の森リレーマラソン

2019年5月19日、雲間から漏れる日差しが真夏を思わせるなかで、県内外から2000名を越えるランナーが集う「千葉・青葉の森リレーマラソン(第17回)」が開催されました。

受付開始と同時に多くのチームが殺到しましたが、熟練のスタッフのお陰でスムーズに進行。予定時間内で全チームが登録手続きを終え、全221チーム・2400名余の参加となりました。常に上位を狙うチームはピリピリしたムードが漂い、初参加のチームはちょっぴり緊張気味、リピーターのチームは自分達のチームの実力を知ってか、のんびりムード!? とチームの態様は様々。

午前10時! スターターの号砲一発。第1走者がスタートし、リレーマラソンの幕が切って落とされました。レースは第1走者から「JR EASTランナーズ」がトップの座を譲らず、2位以下を1分半から2分の差を終始保ちレースを展開。昨年優勝の「千葉韋駄天アスリーツ・風神」を抑え、2年ぶりの優勝の栄冠に輝きました。フィニッシュタイムは2時間7分52秒。大会記録の2時間7分6秒には若干及びませんでしたが、唯一2時間一桁台をマーク。他チームを寄せつけない力をみせてくれました。そしてほとんどのチームは制限時間内に完走。どのチームもこぼれんばかりの笑顔でのフィニッシュが印象的でした。

優勝チームキャプテンにマイクを向け勝因を聞くと「チーム全員の力が一つになったのが勝因です」とキャプテン。「キャプテンの統率力もあったのでは?」とのMCの問いには、はにかみながらも「そうですね!」。来年以降も上位に来ることは間違いなし! と感じた優勝インタビューでした。一方、惜しくも2位となった風神・監督からは「連覇をねらっていたのですがJR EASTさんの総合力に及びませんでした。来年は必ず巻き返します。」と力強い返事が返ってきました。

会場内のアチコチから「楽しいです!来年も参加したい!」との声が。なかには92歳のおばあちゃんが 応援に駆けつけていて、「若い方達といると楽しいですね。私は出場してないけれど、走るって楽しい!」と興奮気味でした。 リレーマラソン数々あれど、青葉の森大会が好評を得ていることを実感しました。大会運営に尽力してくれたスタッフに感謝。特にフィニッシュ地点で活躍してくれた高校生の皆さんの献身的な活躍が光りました。