愛知県勢が9連覇(男子)|全国祭典バスケットボール

2010年12月18~19日、東京・上板橋体育館、東板橋体育館にて第28回全国スポーツ祭典バスケットボール大会が開催されました。男女各9チームが熱戦を繰り広げました。

男子決勝は愛知県勢同士の対戦となり、BOMBARSがチャンプを99-87で破り優勝。過去2回の優勝経験があるBOMBARSは、全国大会という舞台でも焦らず、王者の風格が漂っていました。MVPは、攻撃をコントロールしていたガードの武藤拓実選手(BOMBARS)。時間をしっかり使い、確実にゴールを奪う攻撃で、相手チームを手玉にとりました。準優勝のチャンプは、3Pも打てる長身センターのロー・チェンジェ選手(198cm)を中心とした攻撃力で、ぎりぎりまでBOMBERSを苦しめました。

東西対決となった女子決勝は、ALEX(埼玉)が京都P(京都)に逆転勝ちをして初優勝。ALEXは、センターの佐藤留美選手の高さを武器に、ゴール下を支配。課題だったリバウンドも今大会は克服し、「誰が出てもリバウンドに跳び込めた」と一致団結したパワーはどのチームにも止められませんでした。

MVPに輝いた佐藤選手(ALEX)は「いろんなチームと試合をして、最後に勝ててうれしかった」と語りました。準優勝の京都Pは、パスをまわしてまわして攻撃する粘り強いバスケで、準決勝は2点差という接戦を見事勝利。決勝戦でも最後まであきらめないプレイで京都魂を見せました。結果は以下の通り。

▼男子
優勝 BOMBARS(愛知)
準優勝 チャンプ(愛知)
3位 タフ☆ゴング(東京)
MVP 武藤拓実選手(BOMBARS)

▼女子
優勝 ALEX(埼玉)
準優勝 京都P(京都)
3位 AFROS(愛知)
MVP 佐藤留美選手(ALEX)