「岩手トップリーグ」2年目のシーズンを迎える

 岩手県野球協議会震災直後は、大会開催も危ぶまれましたが、このような時こそ岩手の元気を全国に示そうと言う声が多く、大会(TOP リーグ戦)を開催しました。
 ただし、震災の影響で問題点も多く、運営上で厳しい状況におかれています。沿岸地域では球場が使うことができず、各野球大会等が内陸地方で行われるため球場の確保が難しい。また、節電対策(電力分散化)の影響で、土日の出勤者が増え、各チームの人数不足で試合をするのも困難という問題もあります。
 それでも、被災地域に住まれている野球仲間のことを考えれば、あたり前の事があたり前でない今、「野球が出来る喜び、野球の楽しさ」をかみしめ、少年時代の頃と同じ気持ちで、野球に取り組んでいます。また、岩手県野球協議会では、10月1日(土)~2日(日)岩手県で行われる東北大会に向け、限られている環境の中でも皆で知恵を出し、東北大会を成功させるよう全力で頑張っています。(岩手県連盟「スポーツいわて」より)