28都道府県から800人~全国祭典卓球年代別の部

2012年12月15~16日、岡山県桃太郎アリーナで「第29回全国スポーツ祭典卓球大会年代別の部」が開催されました。全国28都道府県から団体戦に295チーム、個人戦に810人がエントリー。30歳代から80歳代まで非常に幅広い層からの参加で、盛り上がりました。

▼団体戦のレポート
【男子団体戦30才以上】
全国の強豪ひしめく「男子30才以上の部」を制したのは、エース河原選手を擁する遊神A(神奈川)。決勝では、teamJCOE(岡山)の山浦・吉松ペアが先に2セットを先取するが、惜しくも敗戦。ベスト4には、ウエダTTC(兵庫)鳥取ナミーズ(鳥取)が入り、西日本勢の活躍が目立ちました。
▼遊神A(神奈川)「予選通過が目標でしたが、優勝できました(笑)。競った試合でも、みんなで力を出せて良かった。来年は、一般の部に出るかも?」

【女子団体戦30才以上】
決勝は、瑞穂クラブ(茨城)と木更津クラブ(千葉)の対戦。好守の木更津クラブに対して、積極的なフォアハンドを見せた瑞穂クラブがシングルス連勝で初優勝を果たしました。松田工業(岡山)、小浜クラブ(兵庫)、淡路TTCなど関西の実力チームは、トーナメントで惜しくも敗退。
▼瑞穂クラブ(茨城)「相手に合わせてオーダーを変えたのが、うまくいきました。みんなあきらめずに、集中力を切らさずできたので良かったです」

【男子団体戦40才以上】
昨年「30才以上の部」で圧倒的な強さを見せた関西クラブ(岡山)が、今回もパワードライブ全開で連覇を達成。決勝で小林・道広ペアと戦った淡路TTC(兵庫)の大霜・飛松ペアは、激しいラリー戦で相手の球に食らいつくも、力及ばず。
▼関西クラブ(岡山)「二連覇を狙いに来ましたが、昨年よりもレベルが上がっていて、無事優勝できて良かったです」
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【女子団体戦40才以上】
THINK(東京)が3年ぶりの優勝。MSD(岡山)と対戦した決勝は、最後の最後まで勝敗の行方がわからない手に汗握る名勝負となりました。3位は、outlet(兵庫)とファーライトレディース(北海道)。
▼THINK(東京)「チームワークの勝利です。決勝で今日初めて3番に回り、吉川さんがいいところで勝ってくれました」

【男子団体戦50才以上】
チーム関西(岡山)が初優勝。決勝では、岡野選手が0-2から素晴らしい粘りを見せ、最終セットで大逆転。ヨーラクラブ(神奈川)は、昨年に続いて決勝で涙。
▼チーム関西(岡山)「今日は、千葉から故郷・岡山に帰ってきた同級生の活躍で優勝できました」
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【女子団体戦50才以上】
黄色いユニフォームのイエローズ(広島)が決勝で、粘るDash!(神奈川)を振り切り、見事優勝を飾りました。3位は、きらら(兵庫)と松草クラブ(神奈川)。
▼イエローズ(広島)「ダブルス落とした時はシングルスで取り返すなど、みんなでカバーできました」
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【男子団体戦60才以上】  神奈川対決となった決勝。気合十分の大正同好会が、クールな卓球のFamilyを攻め抜いて優勝しました。
▼大正同好会(神奈川)「昨年ケガでこの大会に出場できなかった蜂谷さんが大活躍。雪辱を晴らせてチーム全員で喜んでいます」
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【女子団体戦60才以上】
SKY翼(B)(東京)がすべて2-0勝ちでV。岡山のteamJCOEはSKY翼(A)を破ってベスト4に入り、東京勢の上位独占を阻止しました。
▼SKY翼(B)(東京)「去年は予選リーグで負けていたので、一戦一戦、力を合わせました。自分たちにとってイヤなチームと当らなかったのが良かったです」
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【男子団体戦70才以上】
決勝は大正同好会(神奈川)vs深江クラブ(兵庫)の東西対決。両ハンドでつなぐ大正同好会に、ループドライブと一撃強打で攻めた深江クラブが接戦をものにして、優勝を果たしました。
▼深江クラブ(兵庫)「昨年、予選リーグで優勝チームに負けたのが悔しくて、1年間この大会のために頑張ってきました。チームが一つになれたのが良かったです」
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【女子団体戦70才以上】
初出場の青葉クラブ(東京)が、21世紀卓球(大阪)、ジャスミン(千葉)、まるくらぶ(兵庫)と強豪を連破し、優勝しました。
▼青葉クラブ(東京)「夢のようです。周りの人からの応援が励みになりました。また、いいアドバイスにも助けられました」