統一Tシャツで平和をアピール~滋賀反核平和マラソン

「平和憲法を守り、核兵器も戦争もない社会の実現をめざして」長浜市役所~滋賀県庁

2017年滋賀反核平和マラソンは、72年前に長崎に原爆が投下された8月9日、長浜市役所~滋賀県庁まで約74㎞を走りました。長浜市は先日の台風5号で市内を流れる姉川の洪水で大きな被害に見舞われ大変な中でしたが、市役所で無事出発セレモニーを行うことができました。

セレモニーは8:45から、ランナーはびわこランナーズのメンバーとOBを中心に12名。サポートとして県労連、自治労連、県職員組合の方々4名(サポートカー4台)。サイクリングの3名も加わり、瀧上実行委員長のあいさつ、ランナー代表の要請書の読み上げなどを行い、長浜市からは市長のメッセージを頂きました。

9:05に長浜市役所をスタート。彦根までのコースは一昨年までの湖岸道路を走るコースに戻し、県庁までの途中での要請行動は例年通り、彦根市、近江八幡市、野洲市、守山市、草津市、で各ランナーが交代で要請書の読み上げを行いました。また彦根市の本覚寺(原爆の火を守り続けている)では献花を行い、お茶の接待を受けました。また野洲市では、ランナーが到着すると、館内放送をして下さり、多くの職員が集まってくださいました。

今年は滋賀県連盟として反核用(マラソン、ウォーキング、サイクリング)の統一ユニフォームを製作し、ランナーはそれを着用しました。琵琶湖をイメージしてレイクブルーを基調したシャツに、胸には「NJSF.SHIGA」と琵琶湖のイラスト、背中には大きく「PeaceAction」とプリントしたもので、全員が同じユニフォーム姿で走る姿は壮観でした。

予定の17:00を若干オーバーして県庁に到着し、ライダー、ウォーキング、サイクリングのそれぞれの隊とも合流して、県庁での合同の到着セレモニーではランナーを代表してびわこランナーズ髙畑事務局長が要請書の読み上げを行い、新日本スポーツ連盟滋賀県連盟の多賀副理事長が総括のあいさつを行いました。台風一過の飛びっきり暑い一日でしたがトラブルもなく無事、湖国を走り訴えることができました。