HangOveR(東京)が三冠~全国祭典バドミントン

 2010年12月4日~5日、静岡県・掛川さんりーなにて第28回全国スポーツ祭典バドミントン大会が開催されました。12都府県から420人の参加者が集まり、個人戦(男子・女子・ミックスダブルス)と団体戦(3ミックス)が行なわれました。
 1日目のミックスダブルス一般の部では、緩急をつけた試合運びで竹内・富永ペア(東京)が優勝。「お互い丁寧に声をかけあい、集中を切らせないようにした。(クラブ名の)HangOveR(二日酔い)は、『バドミントンに酔う』という意味です」と語りました。
 2日目は、男女別のダブルスが行なわれ、一般の部決勝は男女とも東京対決となりました。男子一般で優勝した竹内・児玉ペアは「(決勝戦は)経験値が上がる試合。13-19で負けているときにあきらめずに、冷静にプレイできたのが良かったです」と喜びをあらわしました。また、女子一般で優勝した富永・富永ペアは「社会人になってから、姉妹で組むようになった。今日は自分からミスしないように集中できました」と話しました。竹内選手と富永選手は二冠、チームとしてHangOveRが三冠を獲得。全体的に、東京勢の強さが目立ちました。
 団体戦は延べ12チームが参加し、1日目がセブンオクロック(滋賀)、2日目がチーム999(愛知)が優勝しました。結果は以下の通り。
▼混合ダブルス一般
優勝 竹内裕也・富永翔子(東京)
準優勝 細野泰弘・上村苑子(東京)
 
▼混合シニアダブルス40歳の部
優勝 中西直樹・斉藤晴美(東京)
準優勝 佐瀬昭彦・佐藤正恵(東京)
 
▼混合シニアダブルス50歳の部
優勝 横山昌弘・青木善美(滋賀)
準優勝 中村忠男・小島紀子(滋賀)

▼男子ダブルス一般
優勝 竹内裕也・小玉恒一郎(東京)
準優勝 細野泰弘・坂本裕次郎(東京)
 
▼男子シニアダブルス40歳の部
優勝 村上知也・平野秀明(東京)
準優勝 岩井文雄・井上真吾(京都)

▼男子シニアダブルス50歳の部
優勝 歌野原洋・服部二三夫(埼玉)
準優勝 寺島昭・喜多真人(埼玉)
 
▼女子ダブルス一般
優勝 富永絢子・富永翔子(東京)
準優勝 石川真由美・中側由佳(東京)
 
▼女子シニアダブルス40歳の部
優勝 塚原幸代・野村加代子(千葉)
準優勝 永井裕子・原田志保(愛知)

▼女子シニアダブルス50歳の部
優勝 田中洋子・盛永みどり(東京)
準優勝 山本真澄・菅野光代(静岡)
 
参加者の声
▼ミックス一般準優勝の細野・坂本ペア
「体力不足。脚がつりそうになり本部に塩をもらいにいったら、砂糖をくれた。決勝は負けたけど、今後につながる戦いだった」
▼ミックス40歳の部優勝の中西・斉藤ペア
「予選リーグは息があわずボロボロだったが、決勝トーナメントでは、声をかけあって調子があがってきた」
▼ミックス50歳の部優勝の横山・青木ペア
「楽しめました。決勝は同じチーム同士の対戦で、やりやすさもありつつも、やりにくかった」
▼男子一般準優勝の細野・坂本ペア
「調子は比較的良かったが、前日の疲労がひびいた。来年は優勝したい」
▼女子一般準優勝の石川・中側ペア
「決勝では、こちらから攻めると逆に攻め返されるので、ゆるい球を打つように意識したが、もう1本足りなかった」
▼男子シニア40歳の部優勝の村上・平野ペア
「あまり練習していなかったが(優勝できて)うれしいです。もっとシニアの部にたくさん参加がある大会になってほしい」
▼男子シニア50歳の部優勝の歌野原・服部ペア
「楽しく試合できました。(例年50代は40代と合併するので)50歳の部が独立できたのが良かった」
▼女子シニア50歳の部優勝の田中・盛永ペア
「今年50歳の部に繰り上がって初優勝。楽しかったです」