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「スポーツのひろば」
2008年6月号No.408

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 第3回西日本ソフトボール大会・第8回東日本ソフトボール大会

30代中心のチームが活躍  »大会結果

第3回西日本ソフトボール大会
2007年11月18日 京都市横大路球場

 「木枯らし一番」の季節風の吹く中、寒さに負けじと熱戦が繰り広げられた。1回戦は大接戦。中盤までは1点を争う試合運びで、最終イニングまで試合がどう転ぶか判らない手に汗握る試合展開に、ソフトボールの醍醐味が十分に味わえた。
 
 準決勝第1試合、京都・KSクラブ×和歌山・フェローズは3対3の同点のため抽選となり、5対4と抽選もまた僅差で京都KSクラブが決勝戦に進んだ。第2試合、和歌山・ビクトリーズ×愛知・日本福祉大ソフトは、自力に勝るビクトリーズが5対1と日本福祉大を退けた。日本福祉大は守りが乱れ敗退したが、監督の指導の下鍛え直してくることは間違いないだろう。

 決勝戦は、4回まで京都KSクラブが2対0とリードしていたが5回の表、ビクトリーズが相手チームの守備の乱れに乗じて長打攻勢をかけ、一気に7点を奪い試合の流れを引き寄せ逃げ切り初優勝を飾った。敗れた京都KSクラブ投手は50代。「このところ調子は今一つでしたが、この大会で上向きになってきた、最後は疲れて打たれたが清々しい気持ちです」と語った。

 優勝した和歌山ビクトリーズは30代が中心の、ソフトボールでは脂の乗り切ったチーム。投手を中心にしながらも、持ち前の長打攻勢をかけ試合の流れを掴む、優勝するに相応しいチームだった。

» 第3回西日本ソフトボール大会 結果




実力伯仲のチームが激突  »大会結果

第8回東日本ソフトボール大会
2007年11月24日〜25日
埼玉県道満ソフトボール場

 今大会の特徴は初出場3チームを含め、走攻守揃ったレベルの高い実力伯仲のチームの出場となった。初日、交流戦も含め17試合、特に1回戦8試合ある中、最終盤での逆転勝ちが4試合あるなど、チームの総力を結集した戦いが繰り広げられた。初出場、福島喜多方ソフトクラブは、6点リードされていたが、終盤一挙9点を取り初出場初勝利を飾った。前年全国大会優勝チーム鰍沢ショッカーズは、好投手雨宮を擁し終盤まで3点リードしていたが、6回に一挙6点を奪われ、芝山ロックスの前に1回戦敗退した。前年準優勝、千葉県キングサンデーも1回戦で強豪、山梨県オリーブを破るも、2回戦で古豪静岡県中村住宅SCに、終盤激しく追い上げるも及ばず敗退した、まさに手に汗握る力の入る予選であった。

 準決勝、静岡県同士、静南クラブ×中村住宅の試合は、投手力に勝る中村住宅が、打撃も好調を維持し大量点を奪い決勝戦に進出をした。日本福祉大学ソフト×江戸川クラブ(初出場)の試合は、大接戦の試合となったが最終回1点差に追い上げた江戸川クラブでしたが及ばず、初出場での決勝選進出は成りませんでした、日本福祉大学ソフトボール部は2大会連続優勝をかける決勝戦に進出。

 決勝戦は、中村住宅・竹下投手のスライダー・ドロップ等の変化球を絶妙にコントロールしたピッチングと日本福祉大学・小久保投手の切れの良いチェンジアップと速球に、序盤は静かな滑り出しとなった。そのまま1点を争う展開になるかと思えた中盤に、日本福祉大学の内野手に痛いミスが続いたところを、巧者中村住宅が痛打を浴びせ主導権を握り、そのまま逃げ切り第2回大会以来2度目の優勝を飾った。

» 第8回東日本ソフトボール大会 結果

大会を通して感じたこと

 東北地区参加チームのマナーの良さ、そしてソフトボールに取組む姿勢は、多くのチームが学ぶべき点が多々あります、通年スポーツには気候などで難点のある地方でありながらも、早朝ソフトボールリーグに取り組み、活発に活動し成功している取り組みは、フェアープレーやマナーの良さ、そして協力・助け合い・思いやり無くしては出来ないことと思います。今後スポーツ連盟の活動の中にも活かして生きたい。また、試合終了後、両チームがグランド整備をする光景や、大会終了後、テントや機材の片づけを手伝ってくれたチームなど、スポーツマンとしてのフェアープレーが大いに発揮された大会でした。

 また、今大会の中で反省点も有ります、2日目の試合に出られない事が判っていながら大会本部に報告もしないで試合をしたチームがあった事です、フェアープレーの精神からみても問題が残った事でした。二日間にわたる大会参加には、選手の参加に苦労は付き物ですが、早くからの取り組みと併せ、大会へ望む意気込みなどを高める事も大切ではないでしょうか。

 東西併せて13都府県25チーム出場された全国競技大会は、これまでの最大規模であった、全国ソフト協に登録を希望するチームも現れ、今後のソフトボール協議会の発展に希望の見えた大会であった。(中村章次)


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