ABOUT US Japanese English Korean
ホーム 組織概要 全国連盟から リンク集 各地の連盟
FIELD スポーツ連盟の主張

第30回全国総会と第31回全国総会の中間点に立って
―2年後の創立50周年を飛躍的前進の中で迎えるために―

 私たちは今、第30回全国総会と第31回全国総会の中間点に、立っています。そして、その中間点に位置する第30期第1回評議員会を、迎えようとしています。

 評議員会への総括議案は、一、第30回全国総会後の活動の特徴と課題、二、創立50周年をめざして、三、2013年度の重点方針案、となっています。12年度と13年度をつなぐものとして、50周年事業が位置づけられていると理解できる、組み立てになっています。

そこで、50周年記念事業の内容とその意味を、考えてみたいと思うのです。そして、事業を成功させるために、気持ちを一つにしたいと思います。

 提起されている50周年記念事業の内容は、①『新日本スポーツ連盟50周年史』(仮題)の作成 ②国際シンポジウムの開催 ③被爆70周年東京~広島~長崎反核・平和マラソン ④スポーツ科学研究所の設立 ⑤顕彰 ⑥記念レセプションの開催 ⑦記念グッズの作製・販売となっています。

 この7大事業のすべてについて述べることは、誌面の関係でかないませんので、いくつかについて私なりにコメントしてみたいと思います。

 まず、50年史です。国民のスポーツ権を宣言して船出した、スポーツ連盟の50年にわたる理念・活動・運動・組織・財政・共同・国際等などの検証と総括です。同時に、「井戸の水を飲んだら、井戸を掘った人の心を思え」という故事がありますが、この故事を共有するためのものでもあるのです。ベストセラーにしたいですね。

 国際シンポジウムは、初めての取り組みです。アジアとヨーロッパの国を招くことになるでしょう。共有するテーマの下、それぞれの歴史・立場をふまえた論議を通じて、交流の発展・深化がはかられるとともに、スポーツ連盟の国際的な位置と役割が明らかにされるでしょう。

 スポーツ科学研究所は、スポーツ連盟の活動と運動の科学的根拠を明らかにすることが、活動の出発となるでしょう。そこから、日本ならびに世界のスポーツ界が抱える諸問題の解明に広がるならば、大きな発展といえるでしょう。

 記念レセプションは、自らの活動を自ら確認する場であるとともに、多くの関係者にお出でいただき、交流し感謝をあらわす場です。50年間に培った協力・共同の関係を最大限生かしましょう。

 創立50周年記念事業は、それ自体成功させることが極めて重要なことです。同時に、提起されている①「スポーツの仲間づくり」を活発にし、全県に連盟を確立しよう、②スポーツ基本法をいかし、国民のスポーツ権実現のための協力・共同を発展させよう、③すべてのクラブ・チームに1人以上の『スポーツのひろば』の読者を実現しよう、の諸課題と結合させ、実現させてこそ50周年記念事業は成功したといえるのです。(永井 博)




スポーツ連盟の活動から最新のスポーツ科学まで、あらゆる情報を紹介します。

» お申込み・お問い合わせ
» 無料フォトサービス
» 立ち読みする
»サンプル記事広告




Copyright (c) New Japan Sports Federation. All rights reserved.