川崎ハーフマラソンは、1986年に川崎市が多摩川ハーフマラソン公認コースを完成させたことを記念して、98年にスタートした大会です(今年で15回目)。前日夕刻は、降り続いた雨によってグラウンドがプール状態となり、交流テントも予定した場所に設営できず、テントの位置を変更せざるを得ませんでした。しかし、一夜明けた当日朝にはグラウンドの水も捌け、ランニングコースもほぼ良好の状態まで回復しました。
2012年3月11日、10時スタート。競技中は、風も弱く、陽も射し、気温10.5℃と「ランニングにはこれ以上望むべくもない」コンデションで開催することができました。エントリー数1404名、スタート者数1092名、完走者数1082名で、結果は埼玉県から参加した若手の野村茂行さんが1時間13分14秒の好タイムで優勝しました。
今年は奇しくも、あの震災の一周年となる3月11日の開催。「被災地のランナー支援」を合言葉に、今年11月の「東北復興支援第29回全国スポーツ祭典陸上競技大会」へ被災地3県(岩手・宮城・福島)より選手招待のための募金を訴えたところ、13万円余円の暖かいご支援、ご協力が得られました。参加者並びに関係各位に心から感謝申し上げます。