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―第29回定期全国総会おわる―
2010年5月号
 新日本スポーツ連盟第29回定期全国総会が、3月13~14日の2日間、総会議案、28期決算及び29期予算を満場一致で採択し、新役員を選出し終了しました。

 28期、スポーツ連盟は「多様なスポーツ活動と組織化を旺盛に展開しよう」と呼びかけ、都道府県連盟、全国種目組織が「10万人の連盟づくり」を共通の目標とする中で、08年3月と比べ85クラブ365人を増やし、4316クラブ57919名の到達点です。この到達点は、企画や運営面で「選手・参加者が主人公」を心がける関係者の努力の結晶です。こうしたスポーツ活動における参加者の増加と定着は、スポーツ連盟が「厳しい現実を乗り越え人間的なきずなを回復し、生きる力をはぐくむ居場所」となっているからではないでしょうか。

 総会の中でも、スポーツ連盟の大会が愛好者・選手からいかに共感を得、目標にされているかが語られました。

 小林章子さん(東京都連盟)は、中高生卓球大会の場で聞いた「来年もこの大会を目標に頑張ろう」と生徒に語る先生の言葉を紹介しています。また、全国卓球協の岩波道子さんは、「新しい地域での大会に参加した人は、卓球協の試合方式に、こんな大会があったのかと驚き、喜びを感じ、そして信頼してくれる」と語りました。

 総会の場では初の試みである「相談会」では、都道府県連盟と全国種目組織がまさに頭を寄せ合い相談をする光景が広がりました。ここにも、全国種目組織と都道府県連盟が力をあわせてスポーツ連盟を、スポーツを広げようとする力強さを感じました。

 今総会で決議された29期の方針の第一は、有効性が実証されている「出前大会」を全国的方針として位置づけ、愛好者の多様で切実なスポーツ要求を実現するために旺盛な活動をすすめることです。そのスポーツ活動を通して「柔軟な組織化」を追求していきます。同時に、国と自治体のスポーツ活動を転換するための「スポーツ基本法」骨子の作成と検討の呼びかけ、施設整備をはじめ国・自治体への要求活動、平和を守る活動など、スポーツを取り巻く状況を好転する活動も旺盛に取り組みます。そして、多様なスポーツ連盟の活動を、「スポーツのひろば」やホームページをはじめとするさまざまな場で、より広く発信していきたいと考えています。

 5年後の50周年に向け、今まで以上のスポーツ連盟の発展をめざす新しいページを、構成員みんなでめくりましょう。 (新日本スポーツ連盟事務局長 桑名令子)

「スポーツのひろば」2010年5月号より


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