ロンドン五輪の野球を救え! (投稿)
2008年10月号
 北京五輪で野球やソフトボールは、日本でも多くの人が手に汗を握ったと思う。私もその一人だ。

 次のロンドン五輪では、開催地側から「野球場を作っても、五輪終了後は使い道がない」との理由で野球を実施しない方向で進んでいる。参加国が少ないというのも理由の一つだそうだ。しかし、野球に出場した国の人口は世界の約半数に当たるのでは?

 30億もの人が五輪の野球で一喜一憂している。そもそも、ロンドンが開催地に立候補した時に「野球はやらない」と明言しただろうか? 後からこれを言うのはずるい。  五輪の実施種目廃止は、そのスポーツの普及・発展にマイナスになるは言うまでもない。五輪は開催地のためにあるのではない。世界のためにある。  開催地にはスポーツの発展・友好・平和という責任があり、それが十分に果たせないなら五輪を返上するべきだ。しかし、それはムリだろうから、私は誰もが納得いくアイデアを提案する。

 世の中、お金で解決できない問題がたくさんあるのに、これはそうでないからお金で解決すればいい。東京の五輪予算の一部で「スタジアム船」を作るのだ。  10~20万トンの幅の広い船に開閉式ドームと何万人か収容できるスタンドをつけた船だ。陸上、野球、サッカーなどができるようにするのは簡単だろう。  これをロンドンに貸し出し、五輪後日本に戻す。港さえあればどこでも使えるから、使い道はいくらでもある。スポーツ施設が全然足りない東京には必要だ。

 私は、五輪をまだ開催していない都市がたくさんあるから、東京やロンドンは辞退するべきと思う。私のオススメは、リオデジャネイロ。発展途上国での五輪開催を可能にする「スタジアム船」を5隻くらいほしいね。 (新宿バドミントン協議会・大野文明)


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