沿道からの声援は「ガンバレ」ではなく、「ありがとう」…。被爆地、「ナガサキ」に来たんだと実感   先頭は川沢祥三さん、続いて青木延義さん。お孫さん達、おじいちゃんは偉大ですよ!   日仏韓のピースランナー長崎に集う。ここが新たな私たちの反核平和運動の始まりの地です。
第13日目 8月8日(日)
福岡県福岡市役所〜長崎県長崎平和公園
「核兵器廃絶」、「戦争のない世界」を求めて東京から1500Km!
猛暑にも、大雨や雷にも負けず、タスキを繋いだピースランナーが
遂にナガサキに到着しました!!
 
立石君、李セイフンさん、横沼さん、年齢も国境も超えた友情のかけ橋だ!   最後の難所、間の瀬峠に突入。その勾配の厳しさは箱根を上回る。アレーアレー!FSGT! 金サンボムさん、ヒジョンさん親子もラスト5キロ、一緒に走ります。ヒンメッセヨ〜!(ガンバレ)
 
今日も薄暗闇の中出発を待つ選手乗車カー。第一走者は午前5時に走りだしました。   各地の仲間が差し入れを持って応援に駆けつけてくれました。   今日はA,Bどちらも仏、韓、日3カ国連合チーム
もうここまで来るとみんな友達です。
最後まで多くの方に支えられ、盛りたてられました。長崎市内に響く、ピースランナーに対する感謝の声
今日も全法務労連、唐津市労連の方たちが参加。それぞれが独自にコースを区間分けし、本隊と大体同じ時間帯に同じコースをアピールラン。唐津市労連は5区間、およそ30キロのタスキをつなぎ、全法務労連は広島長崎間も途中から最後まで参加。本当に多くのランナーが反核平和を訴え走ることができました。箱根以上の急斜度をほこる間の瀬の峠を越えてからの長崎市内では、驚くことに沿道からは声援だけでなく、「ありがとう」「良く来てくれたね」といった感謝の言葉が聞こえてきます。私たちの活動が被爆者の方や遺族の方たちを実際に励ましているんだと思いました。そしてその事がまたピースランナー達を温かく励ましてくれています。感動が早くも胸を熱くします。

被爆65年東京〜広島〜長崎反核平和マラソン、感動のグランドフィナーレ!!
新たな平和の国際交流を生み出し、ピースランナーはこれからも走り続ける!!

走行距離 約170km 参加ランナー 100名以上 サポーター  多くて数え切れません 車 約10
 川平小学校から約5Kmをランナー総勢50人近くで長崎市の市街地をアピールランし続けたピースランナーは午後7時、遂にこのマラソンの目的地長崎平和公園に到達しました。ランナーは平和祈念像前に集結し、ランナー代表の西村文男さんが平和祈念像に、そして全ての原爆犠牲者に対し、今回のマラソンの報告を行いました。最後には記念撮影が繰り返され、夢のような時間が過ぎ去って行きました。多くの人たちの手で準備、運営されて、多くの人たちが参加し、多くの方たちに反核平和の声を届けた今回の反核平和マラソンはこれで幕を閉じます。ですが、核兵器と戦争を無くすマラソンはまだ終わりません。しかし、核兵器大国のアメリカに核廃絶を目指すことを宣言する大統領が現れ、国連事務総長が、被爆地を訪れ核兵器廃絶を訴えるなど、確実に世界は核兵器と戦争をなくす流れに向かっています。それを生み出したのは今回のような草の根の運動、ひいては一人ひとりの行動です。おぼろげながらゴールテープが見えてきた今、ピースランナー達はここから、それぞれの新たなやり方で、走りだします。そしてまたいつの日か核兵器をなくし新たに生まれ変わった「平和マラソン」で再会できる日を夢見ながら…。      

核兵器のない世界を!戦争のない世界を!

広島〜長崎間反核平和マラソン、そして東京〜広島〜長崎間反核平和マラソン最終日を迎えました。今日のトップランナーは北九州市の江崎徹さん。朝の比較的涼しい時間をランナーは今日も1キロ5分のペースで、沿道にアピールして走ります。スタート後しばらくすると佐賀県に入り、次のチーム(Aチーム)にバトンタッチ。佐賀県を横断して、再びBチームに交代し、すぐに今度は長崎県へ。東京、神奈川、静岡、愛知、岐阜、滋賀、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、山口、福岡、佐賀。そしてこの反核平和マラソン最後の県、長崎へ足を踏み入れると、ランナー達の胸には早くも万感の思いがこみ上げてきました。日、仏、韓と国境を越えた友情と連帯を育みながら進んできた今回の反核平和マラソンがついに最終章に突入しました。